探究推進部スタートしました！

　「探究推進部」note担当です。生徒の探究活動を支える部署で、今年度から創設されました。よろしくお願いいたします。
　主体的かつ協働的な探究活動をとおして、生徒一人ひとりが自分自身の生き方や人生、つまり「進路」について真剣に考えて選択ができるように、サポートしていきます。

今年度のテーマ「いのちを守り、地域の文化をつなぐ」

　すべての始まりは、１３年前に起こった東日本大震災とそれによる原発事故です。この相双地区は甚大な津波被害と地球規模で深刻化した原発事故があった地域です。多くの命が失われただけではなく、分断や差別など多岐にわたった影響は今も続いています。
　そこで国は、平成２９年に「福島県復興再生特別措置法」の改正に伴い、福島県浜通り地方の産業創出・人材育成を目的とした国家プロジェクト「イノベーション・コースト構想」を打ち出しました。本校は、その人材育成教育プログラムのひとつである「トップリーダー育成事業」担当校となっています。
　本校における探究活動は、このイノベーション・コースト構想（イノベ）を柱として、様々な県の事業と連動しながら進んでいく予定です。予定する事業は以下の通りとなります。

　⑤の課題研究については、以下の小テーマを設定します。かっこ内はそれらのテーマに連動する県の事業となります。

　また、全体の動きとは別に、より深い探究活動をしていく生徒を育成するために、特設探究部も創設しました！

　こちらは現在部員募集中です！「やってみたいんですが…」と来てくれる生徒も増えてきました。わくわく！

ファーストタッチセミナーを実施しました

　４月１８日（木）と２４日（水）に、１・２学年に向けて、探究活動の「ファーストタッチセミナー」を実施しました。

　どんな場所で生きていても、自分たちの根っこの部分（故郷）を変えることはできません。自分たちが今生活している相馬市の現状や課題について多面的に探究し、自分たちの生き方について考えてほしいと思います。

これからの取り組み

　さて、生徒たちはクラスを越えて班編成を行い、これらの小テーマからより具体的な取り組みのテーマを決め、探究活動を実施します。
　そして、２０２５年２月１９日（水）に相馬市民会館にて課題研究発表会を実施する予定となっております。当日は市民の方にもご観覧いただけるように情報発信いたしますので、ぜひいらっしゃってください。
　noteにも様々な情報を発信してまいりますので、これからどうぞよろしくお願いいたします。