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【演劇部】活動日記〜演劇WSで舞台デビュー!〜

 2月17日(土)に、ふたば未来学園高校のみらいシアターにて行われた「令和5年度相双地区高等学校演劇連盟主催演劇ワークショップ」に演劇部が参加しました。

ふたみら演劇部さん、いつもお世話になっております!

 今回は、春の発表会でもお世話になったシア・トリエ主宰の大信ペリカンさんと、劇団所属の俳優佐藤隆太さん(どらさん)を講師にお招きしました!

 今回は、演技と演出を中心に「演劇をやるのに知っていたほうが良いこと」をテーマに、前半は「台本の構造読み」についての講義、後半はリーディング劇の稽古と発表を行いました!盛りだくさん!

まずはどらさんによるストレッチ!考査明けの鈍った体に喝!
ペリカンさんの講義にみんな真剣に聞き入ります

 構造で台本を読むと、より話全体や登場人物について深く考えることができます。生徒創作が多い相双地区なので、お話づくりにも大変役に立つ講義でした。

 その後は「アルプススタンドのはしの方」の台本を使って学校ミックスの4グループでリーディング劇の演習です。場面を4つに分けて、それぞれ配役を決めながら「どう演じるか」を話し合います。

 ペリカンさんやどらさんもアドバイスをしてくださいました。

 シャイな子が多い相双地区ですが、だんだん打ち解けて活気づいてきました。発声練習をして練習を始めるグループも出てきて、本番が楽しみです!

さぁ、本番!

こんな感じで、ホリゾントライトもつけて音響もある中で本格的なリーディング劇です!

 県大会以降、部員が2人から8人に増えた相馬高校演劇部。前回の二人芝居の生徒以外は、この日が舞台デビュー!緊張…!

 それぞれ緊張したと思いますが、堂々とした発表でした!他校の部員も素晴らしい発表でした。みんなに拍手!!

台詞には必然性があるということをお話しくださいました。

 その後は各グループの反省。どこをどう話し合って工夫したのかをみんなでシェアして、ペリカンさんとどらさんが総括します。

 最後に、大きな声の出し方をどらさんから教わりました。本当に盛りだくさんのWSでした!

 閉会式では、事務局校である本校の部長が御礼の言葉で「今日学んだことを今後の練習にぜひ取り入れてより良い活動にしたい」とお話して終わりました。
 台風19号による被害やコロナ禍でここ何年も地区のWSは開かれず、本当に久しぶりの開催でした。同じ地区ではありますが相双地区の北端と南端にいて普段なかなか交流が持てなかったため、生徒たちにとって非常に良い機会となりました。そして何より演劇について本格的なことを実際の演技を通して学べたのは、顧問も生徒も大変勉強になりました。お二人にはこの場を借りて感謝申し上げます。

次回は…

 さて、今年度の地区連盟の行事はこれで全て終了となりました。来年度は「春の発表会」があり、今の2年生はそれが終わると引退となります。
 実は、我らが相高演劇部は現在2年生しかいません。来年度に新入部員がいなければ、それ以降の活動ができなくなる危機的な状況です…!
 生徒たちは演劇を通して大きく成長しました。この部活動の良さを校内にも広められれば…と思っています。気になる生徒がいましたら、今からだって決して遅くはありません!ぜひ馬城会館に足を運んでください!