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【進路】卒業生による進路座談会を実施しました

 学年末考査最終日の2月16日(金)に、「卒業生による進路座談会」を実施しました。なお、今回の座談会は「令和5年度ふくしまを創る若者のプラットフォーム構築事業」によるものです。

 対象は大学進学について真剣に考えている1、2学年の生徒約80名。熱い眼差しが先輩に向けられます。その眼差しの先にいる先輩たちは、昨年度本校を卒業した5名の彼ら。

個性あふれる人たちです

 それぞれ国公立大学に入学し、大学生活を満喫しているご様子。風貌も高校時代からガラッと変わり、少し大人っぽくなりました。けれども、そんな彼らにはそれぞれ合格を勝ち取るまでの様々なストーリーがあったのです。

 彼は本校バレー部のエースでした。相高バレー部といえば県内屈指の強豪チームで、昨年度は共通テスト直前にあった春高バレーに出場しています。

 彼は、部活動と学習の両立にものすごく苦しんだ生徒の一人でした。自宅での学習時間の確保が難しかった分、授業を真剣に受けていました。

 こちらの手前の彼は野球部出身です。同じように悩み苦しんだ生徒でしたが、7月に引退してからは人が変わったように猛勉強しました。推薦で早めに受かった生徒がたくさんいる中での勉強は辛くなかったか?との問いに、「受かった人たちも気を遣ってくれている雰囲気が学年にあったからストレスはなかった。医学部や難関私大を目指す人たちとともに勉強してモチベーションを高められたから孤立しなかった」とのこと。隣の彼は、2年生の1学期までは勉強に対して甘かったけれど、2学期に自分の進みたい道を決めてからは落ち着いて勉強するようになった話をしてくれました。

 こちらの彼女と隣の彼は、かなり早い段階で大学を決め、推薦入試を上手に活用した二人です。授業以外では英検を取ったりとてもヘビーな集団討論の練習をしたり、大学それぞれの試験内容に対してしっかりと傾向と対策を立てて実行していました。高校入試の感覚で推薦を甘く考えていた生徒には大変刺激になったのではないでしょうか。「簡単に入れる大学の推薦を受けるのではなく、入ったあとのことも考えて自分が入りたいと決めた大学を受験してほしい」と話していました。

 前半は司会者が質問を投げかけながら話をしてもらい、後半はそれを受けての質問コーナーでした。
 悩んでいることや疑問に思うことを挙手制で質問してもらいました。

 生徒たちはそれぞれ抱えている悩みや心配事を先輩方にたくさん質問しました。部活動との両立や、勉強へのモチベーションの保ち方など、当初予定していた時間を超えて多くの質問がありました。

 座談会自体が終わってからも、個別の質問がたくさんあって大盛況!

 「心に火が付きました!」と話していたのは1年生の女子。大学の先生のお話を聞く機会はたくさんありますが、こうやって卒業生の話を聞くことも大切ですね。とても刺激になった様子です。
 「いつか自分もこうやって後輩の前で話ができるようになりたい!」と思ってくれることも願います。

 今回快く引き受けてくれた卒業生の皆さん、ありがとうございました!

 

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