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東京農大 農学サマースクール「森林講座」が実施されました

 去る5月29日(月)、昨年度に引き続き、相馬高校において「東京農大 農学サマースクール」が実施されました。
 今回も、東京農業大学 地域環境科学部 森林総合科学科 教授の上原 巌 先生をお招きし、科学部の生徒をはじめこの分野に興味を持つ生徒15名(当日飛び入り参加の生徒も含む)が参加しました。また、イノベーション・コースト構想推進機構からも鈴木康隆部長をはじめとする教育・人材育成部の方々に講座の様子をご参観いただき、生徒と一緒に観察や実習にもご参加いただきました。
 当日は、帰りのSHR後にPC室に集合、先ず講師紹介からはじまり、樹木に関する数学的な見方を中心にパワーポイントを用いてご説明をいただき、実際に馬陵公園に観察に出かけました。
 朝からの雨もちょうど上がり、 馬陵公園を散策し樹木を観察しながら的確な説明をいただきました。ここでも、フィボナッチ数列や複素数等、数学的、物理学的な見方がちりばめられていました。

フィボナッチ数列や複素数等、数学的、物理学的な見方が自然の中にある!

 小一時間の散策後、家庭科実習室に移動し、数種類の樹木の葉の香り成分抽出の実習となり、各生徒とも積極的に作業に取り組んでいました。生徒たちは、それぞれが抽出した香り成分をお互いに比較し合いながら、ひとときを楽しんでいました。
 今回の講座では、特に数学的な観点からの 樹木の新たな見方、感じ方が広がったように思います。上原先生、ありがとうございました。

※ なお、上原先生からは本校図書館に先生の著書8冊(絵本3巻セットを含む)をご寄贈いただきました。興味のある生徒は、図書館で触れてみて下さい。