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出版局発行「わかこま」コラム5/11発行より

 GWが今年も過ぎ、日常の落ち着きを取り戻しつつある。ところで今や違和感なく用いられている「GW」とは元々どのようにして生まれた言葉かご存知だろうか。
 「ゴールデンウィーク」という言葉は映画業界から生まれた和製英語であると言われている。諸説あるが、その期間中に公開した映画がお正月映画並みにヒットし、興行成績が良い期間という意味で「ゴールデンウィーク」と呼ばれるようになったのがきっかけだそうだ。映画館の大画面での鑑賞は迫力と臨場感があり、とても魅力的だ。だが、最近は多くの人がDVDをレンタルするよりもサブスクリプション(料金定額制)を利用して自宅で気軽に映画やアニメを見ることが主流となっている。近年の新型コロナウイルスの影響や好きな時間に場所を気にすることなく視聴が出来るという点により、利用が大幅に増えているのだと思われる。
 人々の娯楽は時代に合わせて変化している。GWは過ぎたものの、この機会に息抜きとして映画鑑賞を楽しむのも良いかもしれない。

写真は1年生の美術授業作品より