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「相馬」ならでは

 3学年の「総合的な探究の時間」では、地元相馬市が抱える課題と、その解決策をグループごとに考察し、プレゼン資料を作成して発表しています。


発表を聞く生徒たち

 このグループは、人口減少問題の改善策を考えています。
 本校ではこれまで、自分たちで調べて発表して終わるのではなく、生徒間で批評し合うのは勿論、行政関係の方などからご意見をいただき、それを元に再度考えを深める機会を持ってきました。

 別な日の3年生の日本史の授業では、幕藩体制の崩壊と新政権の成立が扱われていました。
 生徒たちは、県内での戊辰戦争にまつわるエピソードに聞き入っていましたが、「我が相馬中村藩は明治新政府軍にどのように対応したのか、そのようにしたのはなぜか。」この教師からの問いかけも、馬陵公園に隣接する本校ならではのものと言えます。
 「相馬」には教材が溢れています。