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本校OBが監督した映画の鑑賞会を行いました♪「海鳴りがきこえる」

 令和6年5月29日(水)に市民会館にて同窓会「馬城会」主催の映画観賞会を行いました。馬城会主催のこの映画観賞会は、相馬高校卒業生で映画監督の岩崎孝正氏の作品を鑑賞することで、社会とかかわり合い、生涯の学びや卒業生の活躍を知り、社会貢献に役立つきっかけとすることが目的で行われました。

映画上映後に監督の挨拶があり、真剣に聞く生徒

 3.11を記録することとその以後の物語を描いた「海鳴りがきこえる」上映後に監督挨拶があり、生徒による質問が行われました。

「多くの言葉をかけるより、そっとそばにいてあげることが大切かな」
生徒から多くの質問が飛び交います。
ストレートな質問がたくさん飛び交います!

 生徒からは質疑応答の時間をオーバーするほどにたくさんの質問があいつぎ、生徒の真っすぐな感性と感受性の豊かさを感じました。生徒の質問に監督は一つ一つ丁寧に答え、映画をより深く味わい理解が深まることができました。以下に生徒の質問に対する監督の答えを箇条書きします。


「悲しい話ではあるが、被災地の笑顔をすこしでも届けることによって自分の考える理想を描いていく映画です。」と監督。

「震災を経験して形に残し、物語として届ける責任を感じています。」
「人間は自分の仕事を通して自分を見つけていくが、多種多様な生き方、仕事があるので、自分なりの答えを探してほしい。」
「故郷にはこだわってきた。故郷にどう貢献していけるか、アプローチしていけるかを考えていきたい。」
岩崎監督、素晴らしい作品と貴重なお時間、ありがとうございました!